赤ちゃんが生まれたその時がお母さんの誕生です
そんな素敵な日がうれしいお母さんが生まれた日・・・

長野ヒデ子さんが育ってきた時代から変わらない優しい母の思い
ただただ、こどもたちの幸せと、温かく平和な世界を望んで生きていく
時代の流れにも惑わされず長く続いていく絵本と紙芝居の世界

絵本は絵の中に読者が入り込んで、ページをめくったり戻ったりできます
くりかえしできる喜びは、こどもたちも大好き

絵本だけでは味わえない絵の動きにワクワクする紙芝居の世界
紙芝居の拍子木の音に、大人たちも懐かしさを覚えたのでは・・・
木の枠の向こうにいつもと違う世界が広がっていくようです

盛りだくさんのお話に浸るは大人たちだけではありません
後半の紙芝居には最前列に陣取って、マットの上で自由に動きながらこもたちも楽しんでくれたと思います

笑があふれるけれど、面白いだけではない時代の流れを駆け抜けてきた長野さんのお話は
優しい話声と、大きな笑い声に包まれながらの、時間を忘れるひと時でした

楽しい時間はあとっという間に過ぎていきました

「ころころじゃっぽーん」

ころころじゃっぽーん
繰り返しの音が楽しい

子供たちも
思わずじゃっぽーん!

赤ちゃん本は
赤ちゃんの好きな音を
コトバになって繰り返します

吸って吐く、
とがった声や丸い声
不思議な声もすべて呼吸

呼吸はすべてに通じる命の音です

さあ、思いっきり息を吸って吐いて、声を出しましょう・・・

瀬戸内生まれの長野さん、たいこさんも瀬戸内で生まれて育って、元気いっぱいです

赤ちゃんは自分の力で
お母さんのおなかの中から
世の中に生まれてきます

開会あいさつの時間ももったいので短めに・・・
おはなしが始まるのが待ち遠しい一瞬です

うんとこどっこい!絵本と紙芝居!

「おにぎりおにぎり」

「てんごく」

絵本と違って前のページに戻れませんが
どんどん外に世界が広がっていきます

まどみちおの作った紙芝居の2作のうちのひとつ

戦時中、声を大にして言えなかったこどもを思う母の心を
知らせたかった新見南吉の短い詩集です

自分の書いた絵本が人気だとはとても思えなかったけれど
本屋で山済みになっていて、書店員に勧められた時は、
嬉しくて自分で自分の本を買ってしまいました・・・

祖父が本屋さんで買ってくれる本が
毎回楽しみだったそうです

そこに母の天国があるのです

1/26(日)
田園調布 せせらぎ館にて

”長野ヒデ子さんのうんとこどっこい!絵本と紙芝居!”が開催されました

笑のあふれるエピソード満載です

長野ヒデ子さんのうんとこどっこい!     絵本と紙芝居

イラク戦争の時に世界中のこどもたちが幸せになるように
願いを込めて描いた紙芝居です

「おすわりやすいすどっせ!」

「てるてるぼうずちゃん」

「おばあちゃんがおばあちゃんになった日」

だったらおばあちゃんも生まれた日がありますよね

「すっすはっはっしんこきゅう」

ひょうしぎの音が別世界への入り口へいざないます

「あーぶくたったにえたった」

あーぶくたったにえたった
会場にも声が響いていきます

開場前から来場者の方々の列できて、
本の展示や販売ブースにも興味津々
会場に並べられた絵本や紙芝居を手に取って見ています。

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直線上に配置

"おぎゃー”という言葉は欧米で翻訳されていない・・
優しい響きの日本語の素敵なコトバの一つです

図書館員に勧められた本が自分の書いた本とは言えず、バレるのが恥ずかしくて図書カードが作れませんでした

「とうさんかあさん」

紙芝居の舞台の奥には
普段と違う別の空間が広がっています

舞台には演じ手がいて、動かない絵が外に飛び出して動き出す

そして今では、こんなに素敵な操り人形にもなって
全国を飛び回ることに・・・

それでも一冊一冊
丁寧に話をしながらサインをする長野ヒデ子さん
絵本と共に過ごせる時間を大切にしているのが
伝わって、ほんとに素敵です

操り人形でお手伝いをしてくださったり、一緒に歌って会場を盛り上げてくださったり

わらべ歌はもともと大人の歌ですが
こどもが歌うことによって
こどもの歌になっていきます

おんぶ・・・
それは子供が安心して眠れる
優しい母の背中です

終了後のサイン会は長蛇の列・・・

文責:徳川恵

紙芝居は日本で生まれた文化です
紙芝居という媒体で通じる世界観を大切にしたいです

あるがままの
こどもの力は強い
自由に生きていけるのです

引っ越し先にあった図書館は
背表紙しか見ることができず、
司書から受け取って
初めて中を読むことができました

住んでいた町には
図書館がなかったのですが

背中で眠るこども。そして母は子供がいるだけで幸せ

「おかあさんがおかあさんになった日」

おんぶは子宮の中にいる感覚と似ていて、安心感が生じるそうです
抱っこもよいけれど、おんぶの安心感も伝えていきたいお母さんの心です

最初は紙芝居でした。そして絵本になって、CDにもなってます

当日の配布資料
長野ヒデコさん講演会 チラシ
②長野ヒデ子 絵本と紙芝居
③ナガノさん 絵本紹介チラシ
④コガモ倶楽部 第234号
⑤第19回全国紙芝居まつり 宝塚大会 チラシ
⑥宝塚散策MAP
⑦ちきゅうパスポート原画展 ハガキ
⑧豊福まきこ絵本原画展 ハガキ
特定非営利活動法人読み聞かせネットワークヒッポ リーフレット

特定非営利活動法人読み聞かせネットワークヒッポ
 子ども文庫 おやこのための絵本の部屋ピッポ チラシ
特定非営利活動法人読み聞かせネットワークヒッポ アンケート

「おひさまにこにこ」

「まーるかいてちょん!」

「まんまんぱっ!」

「狐」

南吉の”狐”三部作の最後の本

「せとうちたいこさんえんそくいきタイ」

こどもは何でも出来る力を
ちゃんと持ってうまれてくるのです

「せとうちたいこさんデパートいきタイ」

おじいちゃんの生まれる日はまたいつか…!?

「おとうさんがおとうさんになった日」

今日はうれしいサイン本のサービス付き
長野ヒデ子さんがひとりひとりに手渡ししてくれました
講演会終了後にもサイン会は引き続き開催します

出版元の”おむすび社”はこどもたちに食べ物の事をしっかり伝えたくて本にしました

自由に生きていくたいこさん

紙芝居の世界は、会場も雰囲気も変えるようです
枠の中には絵本とはまた違った世界が広がっていきます

心配事があるこどもも
お母さんの一言で救われます

そうしたらお父さんも生まれた日があるはず・・・
お父さんの初めても、たくさん描きました

優しいゆっくりした声
での読み聞かせ

背中はこどもの天国なのです