学校とボランティアさんの距離感を縮め、意識の違いを認識するためには
  双方の努力が不可欠です。定期的に話し合える時間や場所を確保しましょう。
  
  学校ごとの図書館の設置場所や規模によっても異なりますが、整備をきちんとした上で、
  子どもたちと共に、図書館をキレイに使うための指導を続けましょう。
  キレイな場所は、キレイに使う。そしてきちんと戻す。このサイクルが大切です。
  大がかりな図書整理はまとまった休みの時期にしたり、学校への提案や回答を得る為に、
  担当の先生と連絡ノートを取り交わすなど、学校図書館の整備には日々の努力が必要です。
本の歴史や使い方などのオリエンテーションも、図書館の使い方と同様にガイダンスしてみましょう。
  特に年度の初めに毎年実施することが、図書館利用の継続につながります。 

学校図書館の整備が進まないと子どもたちは読みたい本を見つけることができません。


ヒッポは、27年度、図書ボランティアのスキルアップを目的とした養成講座を、連続で開催します。
  学校図書館の見学や、最終的には図書館の環境整備も実施する予定です。
  より良い学校図書館をめざし、来年度の養成講座にも、ぜひご参加ください。
  
  概要や詳細は、決まり次第、HPなどで公開して参ります。
  来年度も、引き続き、ヒッポの活動へのご理解、ご協力、よろしくお願い致します。









当日の配布資料
  @学校図書館フォーラム
  A読み聞かせボランティア交流会「ヒッポ」ご案内
  B百科事典をひいてみよう
  C図書館の本の分け方(大五小 オリエンテーション)
  D平成27年度 ステップアップ事業 概要
  E大田区立図書館所蔵 児童財産リスト
   (ビックブック、大田他紙芝居、組み木、パネルシアター、他)
  F改正学校図書館法Q&A 学校支所の法制化にあたって
  


学校によって整備状況も異なりますが、NDC(日本十進分類法)による配置により、多種多様の教科にわたる資料を網羅しつつ、探しやすくしています。





3月7日(土) 大森第五小学校 学校図書館にて開催しました。
  午後1時から始まった講座は、終了予定時刻を過ぎても発言や質疑応答が後を絶たず、参加して下さった学校の先生も含め、ボランティアの皆さんの熱い声が伝わる、活発な意見交換の時間を持つことができました。
  
  当日の様子や、配布資料など、簡単にご紹介いたします



学校図書館を明るい雰囲気に整備をし、展示の仕方の工夫や環境を整備することによって、子どもたちの学習面のサポートをすることができる大切な場所です。
百科事典の使い方を実践的に案内したり、
  堅苦しいことを抜きにした紙芝居を使っての利用法の案内も、わかりやすくて、子どもたちに人気です。
  
  本の借り方や、使い方、図書館での過ごし方など、学校によって異なるので、図書館をきちんと知っている人が紹介をしていきましょう。
お話会は、子どもたちが本を手にするきっかけを作る事が出来る良い機会です。
  1つのテーマから沢山の本の引き出しを広げることが出来るブックトークや、
  耳で聞いて想像する世界を広げる手伝いをするす話や、パネルシアターなども、興味を引く方法の一つです。


